チャートの見方がわからない方必見!ローソク足を使いこなそう〜2本の組み合わせ編〜

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ここではローソク足の組み合わせから読み取れるトレンドを解説していきます。ローソク足には2本の並びで表される物や3本の並びで表されるトレンドがあり、それぞれに名前がついています。エントリーポイントを見つけることや決済する時の判断材料になるので重要になってきます。覚えて損はないのでしっかり抑えていきましょう。

この記事でわかること

かぶせ線
切り込み線
入り首線
あて首線
抱き線、包み線
陰の陽はらみ、陰の陰はらみ
陽の陽はらみ、陽の陰はらみ

なんか難しそうな名前が並んでる…

覚えるの大変そう…

こんなの役に立つのかな…

確かにそうですね。

私も最初はそう思って手をつけにくかったです。

実際にトレードして感じましたが、名前よりも形や何を意味しているか

ポイントを抑えることが大事です。

私は名前をほとんど覚えていません。笑

かぶせ線

大きく上げた後その上げた足に次の足がかぶさっているような形。

強気で上昇して次の足がさらに上昇しようとしたが途中で売りが優勢になり下落する。

長い上昇トレンドの後にこの足が出た場合はそこが天井となり下落トレンドへの転換を示唆する。

切り込み線

大陰線の次の足の大陽線が終値より安く始まりその後大きく上昇し、終値が1つ前の足の始値と終値の中心より高くなる場合。

切り込み線はしばらく下落トレンドだった後に出現すると上昇トレンドに転換する可能性がある、強めの線。

入り首線

陰線の後に上昇するも実体の半分まで戻せなかった状態。

中途半端な戻りの為売り継続。

あて首線

陰線の後に上昇するも実態まで戻せなかった状態。

中途半端な戻りの為売り継続。

抱き(包み)線

1つ前のローソク足を包み込むような形の為つつみ線ともいう。

高値の抱き線→天井

安値の抱き線→底

下落相場において1つ前の足を包み込むような大きな線が出現した形や、底値圏で現れる場合は次の足で大陽線になることが多い。見つけたら買いサイン。

はらみ線

はらみ線には陽の陽はらみ、陽の陰はらみ、陰の陽はらみ、陰の陰はらみがある。

買いサイン

陰の陽はらみ

大陽線の次に出た陽線が1つ前の大陽線の中に収まるような形になる下降トレンドで大陽線に続いて陰線に包み込まれるような陽線が出たら次の足に注目する。

次の足が陽線となればトレンド転換する可能性が高くなります。

下寄りの陰線になった場合は下降トレンドが継続中と判断する

陰の陰はらみ

大陰線の次に出た陰線がその大陽線に収まるような形になる。底値圏で大陰線とはらみ陰線が連続して出たら次の足に注目する。

次の足が安値寄りでも陰線を包み込むような陽線になったり上放れした陽線になったら上昇トレンドへの転換の可能性が高くなる。

売りサイン

陽の陽はらみ

大陽線の次の足に出た陽線が大陽線の中に収まるような形上昇トレンドで大陽線が出現して次の足は安寄りし、その大陽線に包み込まれた形の陽線陽線で終わっているので買いの勢力は継続しているとも考えられますが、上値を抜けなかったということは買いの勢力が弱まっている。

次の足にかぶせ線や十字線が出現した場合はトレンド転換したと判断できる。

陽の陰はらみ

大陽線の次に出た陰線がその大陽線の中に収まるような形上昇トレンドの大陽線に続いてその陽線に包み込まれるような陰線が出たら次の足に注目する。次の足に注目する理由は、次の足が上寄りの陽線で引けるようであれば上昇トレンドが続いている。可能性も考えられる為です。そこを確認して冷静に判断する。

次の足も下寄りするのであれば下降トレンドへの転換の可能性が高くなる。

出会い線

大陽線もしくは大陰線の次の足が窓をあけて開始したものの結局前日の終値付近で終える形。
大陽線から大陰線の場合は売り、大陰線から大陽線は買いの圧力に押されている。

勢いを守れず反対勢力に押されていることからトレンド転換を示唆している。

振り分け(行き違い)線

大陽線もしくは大陰線の翌日窓をあけて開始したが結局前日の終値付近で終える形。

上昇トレンドの中の大陰線から大陽線の場合は買いのサイン。
下降トレンドの中の大陽線から大陰線は売りのサイン。

たすき線

陰線をつけた次の足が高値よりでスタートし終値が前日の高値を上回った形。
陰線をつけた次の足が安値寄りでスタートし終値が1つ前の足の安値を下回った形。

下降トレンドで上は売りのサイン。
上昇トレンドで下は買いのサイン。

上放れ並び赤

読み方:うわっぱなれならびあか

窓をあけて陽線が出現し、次の足もほぼ同じ長さの陽線が並んでいる状態の形。

これを見かけたら上昇トレンド継続。

下離れ二本黒 

読み方:したばなれにほんぐろ

下降トレンドで窓をあけて陰線が出現し次の足も陰線となった形
下落途上で窓をあけて現れた陰線はそれが底打ちとなって小さく反発する場合も多い。連続して続くようであれば買い方が崩れ底が抜けてしまうことになる。

大暴落の前兆となる場合も少なくない。

形だけ見ると種類が多くて覚えるの大変と思ったけど

違いを理解すると思ったより覚えやすいですね。

まさにその通りです!

なので名前を覚えるよりポイントを抑えることを

オススメします!

まとめ

この記事ではローソク足の2本の組み合わせでできる形を紹介しました。今回は似ているものを中心にピックアップしました。今回の記事の中から例に挙げるとかぶせ線、切り込み線、入り首線、あて首線の形が似ていますね。この4つの違いは1つ前のローソク足の中心を基準にして中心を上にいくか、下にいくかで意味が変わってきます。このように似ている形でも違いがあるのでそれをしっかり抑えましょう。僕は実際に似ている形を目の前にしたときにポイントをおさえておらず、思い込みから失敗した経験が多々あります。ポイントをしっかり抑え今後のテクニカル分析に活かしていきましょう。

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