ライン(線)を使って相場を分析しよう!

トレード

ライン(線)を用いた分析は相場の転換タイミングやトレンドの方向性を掴むのに有効なテクニカル分析手法でライントレードと言われています。この記事では具体的にどうやってラインを引くか、また活用方法を解説していきます。

ライントレードとは

ライントレードとは、その名の通りチャート上にラインを引き、そのラインをもとに相場の転換位置やトレンドを把握し、エントリータイミングを掴むものです。
多くのトレーダーはラインを引いてトレードしている為、ラインが引きやすい価格帯は意識されやすく、それがサポートラインレジスタンスラインとして機能する事が多いです。

サポートラインとは
簡単に説明すると「これ以上は下落しないだろう」と考えられるラインの事

レジスタンスラインとは
サポートラインとは逆で「これ以上は上がらないだろう」と考えられるラインの事

このサポートやレジスタンスラインを抜けると勢いがつき一気にその方向に価格が伸びる傾向にあるんだ!

ライントレードのメリット

線を引くだけだから誰でも実践可能
チャートの波のてっぺんとてっぺんや底と底を繋ぐだけで簡単に使える

多くのトレーダーに使用される為、高い可能性で機能する
同じラインを引いているトレーダーが多いほどそのラインは意識されやすく、サポートやレジスタンスラインとして機能しやすくなる。

どの時間足チャートでも有効
ラインはチャートの波が存在していれば、どの時間足でも引く事ができるので短期トレーダーと長期トレーダーどちらにも使われています。

ライントレードは誰でも実践しやすいシンプルな手法ながら、高い確率で機能するので、プロトレーダーの人も多くがこのライントレードを使っているよ!
注意点として、線を引くのはあくまでも個人の目線で引くので正解が無いということ!
その為、多数が引いたラインからズレた場所にラインを引いてしまうと機能しない事もあるんだ!
ここからはラインの種類について解説していくよ!

ラインの種類

水平線
水平線は名前の通り、チャート上に水平に引くラインの事で、主にレンジ相場で力を発揮します。

ラインの引き方はレンジ相場の高値と高値や、安値と安値を結ぶ事で、レンジの幅やレンジ期間を把握する事ができます。
引いたラインで反発している間はレンジ相場が継続し、ラインを抜けるとトレンド相場の始まりのサインになります。
エントリーはライン反発時の逆張りと、ラインを抜けたときの順張りがポイントになります。

水平線を引くときは、過去2〜3の高値同士や、安値同士を平行になるようにラインでむすびましょう。1つの高値だけでも機能する事もあるけど反発した回数が多いほど信憑性はあがるよ!


トレンドライン
トレンドラインはトレンドのの波に沿って斜めに引くラインのことで、トレンド相場で使われます。

トレンドラインも水平線同様に、トレンド相場の高値と高値、安値と安値を斜めに結びます。そのラインの角度で、トレンドの方向性や強弱を把握する事ができます。
チャートが右肩上がりに下値を切り上げて上昇していれば、安値同士をラインで結びサポートラインを引き、そのラインを下抜けするまでは上昇トレンド継続と認識する事ができ、逆にチャートが上値を切り下げて下降していれば高値同士を結んでレジスタンスラインを引き、そのラインを上抜けするまでは上昇トレンドが継続すると認識する事ができる。
エントリーのタイミングは上昇トレンド中にサポートラインにタッチで買いをエントリー、下降トレンドの場合はレジスタンスラインにタッチで売りをエントリーするのが一般的です。

トレンドラインはトレンド相場の上下にサポートラインとレジスタンスラインを引いて売り買いどちらのエントリーも可能ですが、トレンドの方向に沿ったエントリーのほうが確実性が高いから、トレンド方向に絞ってエントリーする事をおすすめするよ!

まとめ

この記事ではライントレードについて紹介しました。
ライントレードは初心者からプロまで多くのトレーダーが使用するテクニカル手法になります。
その為、シンプルながら非常に意識され機能します。
ライン内に収まっている時は、その相場の継続を意味し、抜けると相場の転換や新たなトレンドの発生と見方やエントリーのタイミングも使いやすいので是非使ってみてください。
注意点は自分の都合がいいようにラインを引いてしまったり、むやみにラインを引きすぎてしまわない事です。こじつけでラインを引いてしまうと、当然ラインの有効性が低いので勝率が低くなってしまいます。そのため、ラインは最低限の数に抑え、本当に有効なラインはどこに引くべきか常に考えながら相場を見ていく事が大切です。

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